CADXChange

リソース注記・幾何公差の記号

溶接構造図:溶接記号入りサンプル DWG と機械用テンプレート

同じ溶接支持構造を描いた完成図面 2 枚です。ベースプレート、2 つに分かれた角パイプ、2 枚のリブで構成され、正面図と側面図を縮尺 1:2.5 で寸法付きで示します。1 枚は ISO 2553、もう 1 枚は AWS A2.4 の溶接記号を使っているので、同じ 4 か所の溶接(全周すみ肉溶接、現場で施工する片面 V 形突合せ溶接、2 か所の両面すみ肉溶接)の表し方を見比べられます。部品表、溶接一覧、注記、記入済みの表題欄があり、各溶接記号は属性(溶接番号、溶接法、溶加材、施工要領)を入力済みのブロックです。

ご自身のプロジェクトで自由に使用・編集できます(商用も可)。ZIP にはサンプル図面、テンプレート、印刷スタイルテーブル、README が入っています。アドインは不要です。図面のデータは架空のもので、設計や施工には使えません。現状のまま提供し、保証はありません。

ISO 2553 の溶接記号

溶接支持構造の正面図と側面図に、4 か所の溶接を ISO 2553 で記入しています。全周すみ肉、現場施工の片面 V 形突合せ、両面すみ肉 2 か所、のど厚 a、溶接法番号 135 です。

AWS A2.4 の溶接記号

同じ溶接支持構造に、4 か所の溶接を AWS A2.4 で記入しています。全周すみ肉、ルート間隔と開先角度付きの現場施工 V 形開先溶接、両面すみ肉 2 か所、脚長、溶接法 GMAW です。

このサンプルで使っているリソース

図面のシンボルはすべて当サイトのライブラリのブロックで、属性も入力済みです。図枠と表題欄は、ISO A3 の表題欄テンプレートを使っています。ダウンロードして、ご自身の図面づくりにお使いください。

ZIP の内容

  • Welded-Structure-ISO-Sample.dwg
    サンプル図面(DWG、AutoCAD 2018 形式)
  • Welded-Structure-AWS-Sample.dwg
    サンプル図面(DWG、AutoCAD 2018 形式)
  • Mechanical-Template-ISO-A3.dwt
    この図面を作成したテンプレート(DWT)
  • CADXChange-Monochrome.ctb
    すべての色を黒で印刷する印刷スタイルテーブル(CTB)
  • README.txt
    画層一覧と使い方をまとめた README

各 ZIP には、その図面とあわせて、テンプレート、印刷スタイルテーブル、README が入っています。

テンプレート

機械用テンプレートには、色・線の太さ・線種を設定した 11 の画層(外形線、かくれ線、中心線、隣接部品、細線、溶接ビードの輪郭、シンボル、寸法、部品番号の丸囲み、文字、注記)、文字スタイル ISO-2.5〜ISO-5、寸法スタイル ISO-25、表題欄と改訂表のある ISO A3 のレイアウトが入っています。画層名は一般的な慣習で、規格ではありません。社内のルールに合わせて変更してください。

定義済みの画層

テンプレートのすべての画層について、色・線の太さ・線種と、このサンプルでその画層に載っているオブジェクト数を示します。サンプルで使っていない画層も定義済みなので、ご自身の図面でそのまま使えます。

画層色線の太さ線種用途ISO 2553 の溶接記号AWS A2.4 の溶接記号
機械用の画層
MECH-OUTLINE70.50 mmContinuous外形線とエッジ1111
MECH-HIDDEN80.25 mmHIDDENかくれ線44
MECH-CENTER10.18 mmCENTER中心線と軸22
MECH-PHANTOM60.18 mmPHANTOM隣接部品、移動位置、切断線未使用未使用
MECH-THIN70.18 mmContinuous細線:継ぎ目、投影線、補助線未使用未使用
MECH-WELD30.35 mmContinuous溶接ビードの輪郭44
SYMBOL70.25 mmContinuousシンボル(シンボルライブラリが使う画層)77
MECH-DIM30.18 mmContinuous寸法と公差55
MECH-BALLOON70.25 mmContinuous部品番号の丸囲みと引出線未使用未使用
MECH-TEXT70.18 mmContinuous一般の文字、図の名称、表8282
MECH-NOTES70.18 mmContinuous注記66
用紙とシンボルの画層
07既定Continuous既定の画層(空のままにします)未使用未使用
FRAME7既定Continuous図枠55
TITLEBLOCK7既定Continuous表題欄と改訂表11
VIEWPORT8既定Continuousレイアウトのビューポート枠(印刷されません)22
DRAWING-AREA8既定Continuousモデル空間の作図範囲の境界(印刷されません)22

定義済みのスタイル

テンプレートに定義済みの文字スタイル、寸法スタイル、線種です。新しい図面ごとに設定する必要はありません。

種類名前設定
文字スタイルISOisocp.shx, 15°、高さ可変
文字スタイルISO-2.5isocp.shx, 15°、高さ 2.5 mm
文字スタイルISO-3.5isocp.shx, 15°、高さ 3.5 mm
文字スタイルISO-5isocp.shx, 15°、高さ 5 mm
文字スタイルTB-enArial(表題欄で使用)
寸法スタイルISO-25文字 2.5 mm、矢印 2.5 mm、寸法補助線は寸法線から 1.25 mm 突き出し、対象物から 0.625 mm 離す、寸法線の間隔 3.75 mm、小数 0 桁
線種Continuous実線
線種DASHED破線
線種DASHDOT一点鎖線
線種CENTER中心線
線種PHANTOM二点鎖線
線種HIDDEN隠れ線

用紙と作図の設定

用紙の設定内容です。ご自身の図面も同じように印刷できます。

用紙
ISO A3 横、420 × 297 mm。
レイアウト
ISO-A3 という名前のレイアウトが 1 つ。余白なしの A3 用紙に 1:1 で印刷するので、プリンターの余白は出ません。
図枠
左辺(綴じ側)から 20 mm、ほかの辺から 10 mm。枠内の作図領域は 390 × 277 mm です。
モデル空間
単位はミリメートル。作図領域を 1:1 で表示するので、図面の 1 mm が紙の 1 mm になります。
表題欄
右下に 160 × 79 mm。上に 4 行の改訂表、下に会社・プロジェクト・図名・承認の欄があります。
文字の大きさ
ラベルと注記は 2.5 mm、見出しは 3.5 mm と 5 mm。
線種尺度
1。破線は 1:1 での印刷に合わせた長さです。
印刷スタイル
未設定です。白黒で印刷するときは、ページ設定で ZIP の CTB を選びます。

ISO 2553 の溶接記号

表題欄の項目

表題欄の属性です。ダブルクリックして記入するか、BlockSync で図面一式にまとめて書き込めます。

属性図面上の項目このサンプルの値
COMPANYCOMPANYCADXChange
PROJECTPROJECTSupport Structure
AREAAREAWorkshop
SYSTEMSYSTEMSupport structure
CLIENTCLIENTSample
TITLEDRAWING TITLEWelded support structure, ISO 2553 symbols
DRAWING_NODRAWING NO.M-601
CONTRACT_NOCONTRACT NO.—
REVREVA
DRAWNDRAWN—
CHECKEDCHECKED—
APPROVEDAPPROVED—
DATEDATE2026-10-21
SCALESCALE1:2.5
SHEETSHEET1
SHEET_OFOF1

改訂表:R1〜R4 の各行に REV、DATE、DESCRIPTION、BY(計 16 属性、このサンプルでは空欄)。

図面内のブロック

この図面の機器リストです。ブロック名、シンボル、配置数を示します。BlockSync を使うと、ご自身の図面から同じリストを書き出せます。

シンボルブロック名配置数
全周溶接WLI_SUPP_ALL_AROUND2
A 右:両面すみ肉WLI_A_R_DOUBLE_FILLET2
A 左:すみ肉、矢側WLI_A_L_FILLET_ARROW1
A 左:V形、矢側WLI_A_L_V_ARROW1
現場溶接WLI_SUPP_FIELD_WELD1

機器明細表

配置したシンボル 1 つにつき 1 行で、図面内のブロックの属性から読み取っています。図面に表示される内容と、入力済みで表示されない明細表用の属性です。BlockSync を使うと、ご自身の図面から同じ属性を書き出せます。

タグ説明図面に表示入力済み(非表示)
W1A 左:すみ肉、矢側WLI_A_L_FILLET_ARROWSIZE = a5PROCESS = 135QUALITY_LEVEL = CPOSITION = PBFILLER = G3Si1WPS_NO = WPS-001MATERIAL = S355J2 / S355J2HNDT = VT 100 %
W2A 左:V形、矢側WLI_A_L_V_ARROWSIZE = s6PROCESS = 135QUALITY_LEVEL = CPOSITION = PAFILLER = G3Si1WPS_NO = WPS-001MATERIAL = S355J2 / S355J2HNDT = VT 100 %
W3A 右:両面すみ肉WLI_A_R_DOUBLE_FILLETSIZE = a5PROCESS = 135QUALITY_LEVEL = CPOSITION = PBFILLER = G3Si1WPS_NO = WPS-001MATERIAL = S355J2 / S355J2HNDT = VT 100 %
W4A 右:両面すみ肉WLI_A_R_DOUBLE_FILLETSIZE = a4PROCESS = 135QUALITY_LEVEL = CPOSITION = PBFILLER = G3Si1WPS_NO = WPS-001MATERIAL = S355J2 / S355J2HNDT = VT 100 %

製造者、型式、備考はすべてのブロックで空欄にしてあり、ご自身のデータを入力できます。値は例です。

AWS A2.4 の溶接記号

表題欄の項目

表題欄の属性です。ダブルクリックして記入するか、BlockSync で図面一式にまとめて書き込めます。

属性図面上の項目このサンプルの値
COMPANYCOMPANYCADXChange
PROJECTPROJECTSupport Structure
AREAAREAWorkshop
SYSTEMSYSTEMSupport structure
CLIENTCLIENTSample
TITLEDRAWING TITLEWelded support structure, AWS A2.4 symbols
DRAWING_NODRAWING NO.M-602
CONTRACT_NOCONTRACT NO.—
REVREVA
DRAWNDRAWN—
CHECKEDCHECKED—
APPROVEDAPPROVED—
DATEDATE2026-10-21
SCALESCALE1:2.5
SHEETSHEET1
SHEET_OFOF1

改訂表:R1〜R4 の各行に REV、DATE、DESCRIPTION、BY(計 16 属性、このサンプルでは空欄)。

図面内のブロック

この図面の機器リストです。ブロック名、シンボル、配置数を示します。BlockSync を使うと、ご自身の図面から同じリストを書き出せます。

シンボルブロック名配置数
全周溶接WLA_SUP_ALL_AROUND2
-> 両面すみ肉WLA_R_DOUBLE_FILLET2
<- すみ肉、矢側WLA_L_FILLET_ARROW1
<- V形、矢側WLA_L_V_ARROW1
現場溶接WLA_SUP_FIELD_WELD1

機器明細表

配置したシンボル 1 つにつき 1 行で、図面内のブロックの属性から読み取っています。図面に表示される内容と、入力済みで表示されない明細表用の属性です。BlockSync を使うと、ご自身の図面から同じ属性を書き出せます。

タグ説明図面に表示入力済み(非表示)
W1<- すみ肉、矢側WLA_L_FILLET_ARROWSIZE = 5PROCESS = GMAWSPECIFICATION = AWS D1.1FILLER = ER70S-6WPS_NO = WPS-001POSITION = 2FJOINT_TYPE = T-jointMATERIAL = ASTM A36 / A500 Gr BNDE = VT
W2<- V形、矢側WLA_L_V_ARROWSIZE = 6PROCESS = GMAWSPECIFICATION = AWS D1.1FILLER = ER70S-6WPS_NO = WPS-001POSITION = 1GMATERIAL = ASTM A36 / A500 Gr BNDE = VT
W3-> 両面すみ肉WLA_R_DOUBLE_FILLETSIZE = 5PROCESS = GMAWSPECIFICATION = AWS D1.1FILLER = ER70S-6WPS_NO = WPS-001POSITION = 2FJOINT_TYPE = T-jointMATERIAL = ASTM A36 / A500 Gr BNDE = VT
W4-> 両面すみ肉WLA_R_DOUBLE_FILLETSIZE = 4PROCESS = GMAWSPECIFICATION = AWS D1.1FILLER = ER70S-6WPS_NO = WPS-001POSITION = 2FJOINT_TYPE = T-jointMATERIAL = ASTM A36 / A500 Gr BNDE = VT

製造者、型式、備考はすべてのブロックで空欄にしてあり、ご自身のデータを入力できます。値は例です。

使い方

  1. サンプル図面を開いて、画層・文字・表題欄の使い方を確認できます。インストール不要で、先にブラウザーで開くこともできます。
  2. テンプレートから新しい図面を作成します(NEW で DWT ファイルを選択)。白黒で印刷したい場合は CTB ファイルを印刷スタイルのフォルダーにコピーします。
  3. シンボルライブラリのブロックを図面に挿入します。サンプル内のブロックはコピーなので、ライブラリを更新しても変わりません。
  4. 表題欄をダブルクリックして記入し、BlockSync で機器リストを書き出します。

よくある質問

実際のプロジェクトに使えますか?
レイアウトや画層の出発点としては使えます。定格、整定値、ケーブルサイズは架空の値なので、設計や施工に使う前にプロジェクトに合わせて確認・修正してください。
画層に色が付いているのはなぜですか?
色と線の太さは画層ごとに決まっています。主回路は赤の太線、制御はシアン、信号は緑です。ZIP の印刷スタイルテーブルはすべてを黒で印刷し、線の太さはそのまま残すので、白黒印刷にも使えます。
どの CAD で開けますか?
図面とテンプレートは AutoCAD 2018 形式で、AutoCAD 2018 以降で開けます。この形式を読める他の CAD でも開けます。ブラウザーのビューアーはインストール不要です。